口呼吸、舌突出し、不正な嚥下、その他の筋機能癖は、不正咬合、顔面の発育不全、
後戻りの原因になります。
また、軟組織の機能不全は不安定な歯列やTMJ障害の原因になります。
頭蓋顔面の発育や歯列に対する筋機能癖の影響については、
Edward Angelの時代から報告されてきました。最近の研究でも、叢生や顎の不一致は必ずしも遺伝的なものではなく、幼児期における嚥下や呼吸の方法に原因があると報告されています。
歯列矯正治療は、これらの筋機能問題に対する対策を殆ど含んでいません。
軟組織は歯の位置を決定するので、治療は矯正装置との関連において行われるべきです。
研究報告によれば、歯の位置は唇や舌によって影響を受けることが示されています。
Q. 前歯を動かすにはどの程度の力が必要でしょうか?
A. 1.7グラムです。
Q. 下唇はどの程度の力を与えるのでしょうか?
A .100〜300グラムです。
Q. 舌はどの程度の力を与えるのでしょうか?
A. 500グラム以上です。 |